退職代行サービスとは?【 1歩踏み出すきっかけになるかも 】

2020年8月8日


退職代行サービスって聞いたことありますか?


こんにちは!このサービスを聞いた時は驚きました。日本っぽいサービスですよね。どうもエイトです。




退職代行サービスとは、労働者が会社を退職したいと考えた時に労働者に代わって退職の処理を会社と行ってくれるサービスです。



テラスハウスを見ていた方はご存知かと思います。

メンバーの中に退職代行サービスで EXIT という会社を起こされた方が、テラスハウスのメンバーとして出演していましたね。

僕もこの方をきっかけに退職代行というサービスを知りました。


会社を辞める時、本来であれば契約に違反がなければ退職意向を会社に伝え、所定の手続きを踏んで退職までの流れはスムーズに行われるはず。

しかし、今に始まったことではないですが『 人員が足りない 』『 あなたに今辞められたら困る 』などと会社から言われ辞めれないケースって多々ありますよね。


僕個人的にはどんなに引き止められようと辞めると口にした時には筋を通した上で辞められるので、正直このサービスを使う理由がわかりません。


しかし、日本人は協調性が高く優しい心の持ち主なので『 今あなたに辞められたらすごい困るからもう少し続けて欲しい 』なんて言われたら情に流され辞めれなくなる人が多いですよね。

中には辞めると告げた途端、扱いが雑になったり嫌がらせをされたりするなんてのもよく聞く話です。

今挙げた例はほんの一部に過ぎませんが、退職する時のトラブルは想像に易いかと思います。

そんな様々なトラブルを避けてスムーズに退職手続きを行うための代行サービスというわけです。


日本ならではのサービスだなと思いませんか?


調べると、このサービスを多く利用するのは20代の会社員やアルバイトに多いそうです。

しかも新卒の方の利用が80%もあるそうです。

現代っぽいというかなんというか…。


入社したばかりだったり立場が下だと、上からの圧力で辞めにくい環境が多いのでしょう。


すぐに辞めようとする最近の若い方もどうかと思いますけどね。

もうちょっと我慢して続けないと、その仕事の本当の楽しさややりがいは感じられないと思います。


そう思う一方で、違うと思ったらすぐ切り替えた方がいいとも思います。

要は見極めが大事です。

今の仕事は本当に自分にとって必要なのかどうかを見極めれば答えはどちらかになるはずです。



この記事では、退職代行ってどんなサービスなのかを調べたのでまとめていきます。







この記事のテーマ

退職代行サービスを知ろう!










いざ調べてみるとこのサービスは昔から存在していたが、専門とする会社が出てきて利用者が増えたのはここ2〜3年のようです。

比較的新しいサービスなんですね。






記事の信頼性

この記事を書いている僕は、海外生活を2年経験しています。
カナダのバンクーバーで1年、オーストラリアのメルボルンに1年。
英語は全く話せませんでしたが、一念発起で脱サラしワーキングホリデーに挑戦。
2ヶ国目のメルボルンでコーヒーに出会い、その文化に魅了され、
現在は日本でコーヒー屋を営んでいます。
このブログはコロナショックをきっかけに5月から本格的に取り組み始め、7月24日現在で約70記事を執筆しています。
個人的に気になっていた退職代行サービスとはどんなものなのか調べたのでこの記事で共有します。













結論

退職代行サービスは現代の日本にマッチしたサービス






会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】





このサービスが流行っている背景には純粋に『 辞めにくい環境 』が昔より多いんだと思います。

【 ずっと同じ会社で勤務し続けること = 美しい 】

とされているのは昔も今も変わらない日本の風潮としてありますよね。



現代ではハラスメントのような問題も辞めにくい環境を作っている要因なのかなと思います。




こんな方に読んで欲しい

・退職代行サービスを初めて聞いた
・退職代行サービスが気になっている
・仕事を辞めたいけど辞めれない
・既に辞めると伝えているけど会社からごまかされている
・会社を辞める予定がある

退職代行サービスとは?


退職代行とは働く本人に代わって代行企業や弁護士が退職の意思を伝えるサービスです。

辞める意思を伝えても何かしらの理由を付けて引き止められたり、脅迫に近いことを言われ萎縮させられ辞めれなかったりという話は聞いたことがあると思います。

そんな悩みを解決するために、退職までの会社とのやりとりを代行してくれるというわけです。


サービス自体は非常にシンプルですよね。


本来であれば、契約違反さえなければ会社側は辞める意思を尊重するのが普通です。

そうもいかない場合にこのサービスを使うと、会社とのやり取りをする手間と煩わしさがなくなり退職までのやり時が楽になるということからこのサービスは注目を集めたようです。



注目されたのは2018年くらいからですが、このサービスは10年ほど前から弁護士が担う仕事の1つとして存在していました。

当時は退職代行サービスという名前のついた特別なサービスではなく、当人が直接の手続きが困難な場合に弁護士が代わりに退職の手続きを行なっていたということです。



わかりやすい例を挙げると、事故で大きな怪我をしてしまいその仕事が継続できなくなってしまった場合。

直接の会社に行って退職の手続きが踏めないので、弁護士が代わりにやってくれたというものです。




皆さんの記憶に新しいところで言うと、元ジャニーズの手越さんなんかもきっとこれです。

担当の弁護士が手越さんに代わり、ジャニーズ事務所とやり取りをし退社までの手続きをしたと思われます。

手越さんが記者会見で、『 最後まで社長、副社長とは会えていない 』と話していたのできっとそうゆうことだと思います。





当人同士がやり取りをすると、言った言わない問題が必ず発生します。

会社側の方が立場は上なので、会社側に都合の悪いことはなかったことにされるのは想像に易いです。

そうゆう煩わしさもなくなり、クリーンに退職手続きができるのはメリットと言えますね。


一方で、それまで築いてきた会社との関係を最後を味わうことなくクールに終わらせることになります。

退職後の関係性を捨てることに繋がる可能性があるのがデメリットと言えます。

本来であれば退職に費用はかかりませんが、代行サービスを使うと¥30,000 ~ ¥50,000ほどの費用がかかるのもデメリットと言えますね。



良好な関係を築いて来た方はそもそもこのサービスは必要ないと思いますが、辞める時だけトラブルになった場合などはこのサービスを使うと良いでしょう。

退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決!




退職に際して、何かトラブルになったり会社側の都合で不利益を被りそうであればこの退職代行サービスはとても有効と言えますね!








どんな人に向いているか?


では、このサービスはどんな方に向いているのでしょうか?


このサービスを有効に使えると思われるパターンを3つ挙げようと思います。



入社したばかり


入社したばかりだと職位は下の方であることがほとんどです。

この場合、退職の意向を示してもすんなりと受け入れられないことは簡単に想像できますよね。

特に新卒入社の場合。

その社員にかけた費用はかなりの額なはずです。

入社手続きにかかる費用、研修費、その他諸々の人件費がかかっているはずです。

それだけお金をかけた社員ですからそう簡単に辞めてもらっては困ります。

そのかけた費用くらいは会社に貢献してもらわないとと思われるのが普通です。


しかし、契約上は問題のない前提で、当人が辞めたいと思ったのであればそれは会社側は受け入れなければなりません。

ここで会社側と当人とで摩擦が生まれるわけですね。

その摩擦はトラブルを生みます。

場合によっては当人の立場が下であることいいことに会社都合でいいように話が進む可能性も大いにあります。

その時にこの退職代行サービスが有効になります。




主張が苦手な方


日本人は自己主張が苦手な方は多いです。

自己主張ができないと退職の際に不利になることがあります。


これもやはり手続きをする上で会社側に都合のいいように進められてしまうことがあると思います。

具体的には有給が残っているのに消化させてもらえなかったりとか、辞める意向を伝えてからの扱いが酷くなったり、退職金が支払われなかったりなどです。

自己主張ができないとそのあたり流されてしまうことも多いと思うので、そんな方にはきっと退職代行サービスはマッチしてますよね。




ハラスメントなどが理由で退職を決めた方


上司からのハラスメントなどで会社に嫌気がさし、その会社に対してなんの未練をない方はこのサービスはとても有効でしょう。

未練がないのであれば退職後の関係性がどうなろうが気にならないでしょうし、退職までに嫌な上司の顔も見なくて済みます。

そういった方は精神的にもダメージを負ってしまっている状態だと思うので、会社との接触をなくして退職できるのは当人にとってメリットしかないはずです。







まとめ


いかがでしたでしょうか?

退職代行サービスについての大枠をまとめてみました。



このサービスを利用する注意点としては、違法業務を行っている会社があったり悪徳な業者があるようです。

違法行為の代表例としては、退職条件の交渉や退職に関する法律の相談を受ける業務は弁護士でないとやってはいけないとい法律で決まっています。

弁護士がいない、もしくは弁護士資格のない会社が、このような業務を行なってしまっているケースも昨今のサービスの流行に乗っかって蔓延っているようです。



このサービスを利用するには2つ手段があります。


✔︎ 退職代行サービスを提供している企業に依頼をする

✔︎ 弁護士に依頼する


前者の企業は相場的には安いのですが、退職の意思を会社に伝え、手続きを代わりにやってくれるというだけです。

後者の弁護士だと、退職の際の条件交渉だったり法が絡むトラブルの解決まで代行してくれるので少し値段は高いそうです。( 企業に依頼する金額 + ¥20,000ほど )

退職を考えている方や退職の意思を伝えてもなかなか通らず辞めれない方は、このサービスを検討してみてもいいと思います。

退職のお悩みをプロが解決!



料金も比較的安くないですか?

僕はもっと高いと思ってました。


とはいえ、円満退社ができるのであればその方がいいです。

円満退社できるのに、手続きが面倒ってだけでこのサービスを利用するのは違うのかな?と思います。

トラブルなく、なんの蟠りもなく自分で手続きを進めることができるのであれば責任を持って自分でやりましょう!




最後まで読んでくださり、ありがとうございました!