集客するときに気をつけること【 フィルターをかけないと信頼を失います 】

2021年3月19日


みなさんは『 集客 』と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

集客って難しいけど、間違い易い落とし穴があることに気付きました。
マーケティングとかって聞くと難しく聞こえてしまうかもしれないけど、この記事で説明することは結構シンプルなことです!
こんにちは、エイト ( twitter , instagram ) です!



丸3年間 ( 2021年3月時点 ) 、店舗を経営して見えてきたことがあります。

それをずっと実践してきたわけではなくて、試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返して集客について僕なりの答えが出ました。

そして最近、それをわかりやすく説明できるようになりました。

きっかけはキングコング西野亮廣さんの音声配信です。

その放送はこれです。

https://voicy.jp/channel/941/115146

割と最近の放送なのですが僕がなんとなく感じていたことをわかりやすく話していて、ストンっと気持ちよくハマったわけです。


この記事ではそんなお話をしていきます。







✔︎ この記事のテーマ

集客するときに気をつけたほうがいいこと






お客さんを集めるってすごい難しいことだし、ただ集めればいいってものでもないんですよね。

でも集客しないと商売が成り立たない。結構難しいんです。

実態が見えるようで見えないし、ましてや店舗ビジネスというオフラインの商売って用意するもの用意してお客さんを待つしかできないんですよね。

オンラインがこれだけ発達している中での店舗ビジネスは効率悪いとか言われるけど、そんなのはわかってる。

わかった上で挑戦している人ばかりなはずです。



ぜひこの記事を最後まで読んでもらって、参考になった、共感したなどのお声があれば届けてくれると嬉しいです。








✔︎ 記事の信頼性


この記事を書いている僕は、東京でコーヒー屋を営んでいます。現在3年目。
経営する立場になってから気付いた事はたくさんありますし、様々なことを発信しています。
このブログは緊急事態宣言の時に休業したのをきっかけに始めたもので、コーヒーのことや自身も経験したワーキングホリデーのこと、そしてビジネス的なことまで幅広いジャンルで書いています。
この記事は、僕が実際に事業を営む上で経験をもとに培ったことを書いてますので安心して読み進めてください。

✔︎ 結論


集客する際にフィルターをかけないと信頼を失います

こんな人に読んでほしい

・これから事業を営む予定
・店舗ビジネスをやっている
・集客に困っている
・集客は難しいと思う
・店舗を任されている

集客するときに気をつけること



集客する際に、今一番効果があると思っているのはSNSです。

店舗ビジネスであれば Instagram か Facebook が最も効果を生みやすいと思います。

努力すれば数字として現れるし、来客にも繋がります。基本無料ですしね!

僕なりのSNSでの集客についてはかなりしっかりとまとめた記事があるので、もしよければ参考にしてみてください。


SNSが苦手って理由だけで疎かにするにはとてももったいないです。

そんな方にも実践できるような内容になってます。

そっくりそのままやってもらえたら効果出るはずなので、上の記事は有料にしてもいいくらいの内容です。





万人に受け入れられるのは無理


店舗ビジネスは人間関係に似ている部分があるなと思っています。

人間関係において、人類全員と仲良くできるかって言ったら難しいじゃないですか?

それと同じで、お店もお客さん全員に気に入ってもらうことはかなり難しいと思ってます。

いや、ほぼ不可能なんじゃないかな?

その理由としては『 人それぞれ好みがあるから 』です。

そこで結論にもある【 フィルター 】が必要になります。

この先を読み進めるにあたって、これはかなり重要ですので念頭において読み進めてくださいね。





集客するときはフィルターをかけよう


これは言い換えると「 どんなお客様に来て欲しいか 」を明確に示しましょうということです。

一見お客様を選んでいるかのように思えるかもしれませんが、ネガティブな意味合いではないので勘違いせずに読み進めてください。

具体例を挙げます。


■ ラーメン屋さんの例

こってり系を推しているお店があるとします。
このお店が集客するときに、こってり好きのお客さんを集客せずにあっさりラーメン好きのお客さんを集客してしまったらどうでしょう?
100%満足はしてもらえずに、もしかしたらネットに『 美味しくない 』と低評価の口コミを書かれてしまうかもしれません。
こってりラーメン好きが食べたらめちゃくちゃ美味しいと思ってもらえるラーメンを提供しているのに、その低評価のせいで他のお客様の来店動機を失ってしまう可能性があります。


■ コーヒー屋さんの例

浅煎りのスッキリフルーティのコーヒーを提供しているお店があるとします。
このお店が集客するときに、深入りの苦味しっかりのコーヒーが好きなお客さんを集客してしまったらどうでしょう?
「 酸っぱい 」「 薄い 」「 美味しくない 」と感想を持たれるのは想像に易いし、それをネットに低評価の口コミとして書かれてしまうかもしれません。
浅煎りのコーヒーが好きな方やコーヒーは苦いから苦手と思っている方だったらとても美味しいと思ってもらえるコーヒーを提供しているのに、その口コミがあることで他のお客様の来店動機を損失してしまう可能性があります。



わかりやすい例を2つ挙げてみましたがいかがでしょうか?

どちらも共通して言えるのは、『 どんなお店なのか?どんな商品を提供しているお店なのか?を明示せず集客してしまっていること 』です。

集客する際に、フィルターをかけていないんです。

ここでいうフィルターとは、『 あっさりラーメンが好きな方は来ないでください 』『 苦いコーヒーが好きな方は来ないでください 』ということではありません。

どんな商品を扱っているのかをしっかりと明確にして集客することで、それを好んでくれるお客様が多く来店してもらえるように促すことが必要なんです。






フィルターをかけないと信頼を失う


具体例を基にした説明を読んで「 あぁ、なるほどな 」と思っていただけたでしょうか?

例のようなことが何度も起こってしまうと、お店の信頼が損なわれてしまいます。

せっかくいい商品を提供しているのに、” 好みじゃなかっただけ ” のお客さんの口コミがきっかけで信頼を失ってしまうなんて勿体無いですよね。

実際に来店して好みじゃなかったお客様の信頼も、低評価の口コミを見たお客様になり得る方の信頼も失ってしまう可能性が高まってしまいます。

もちろん、どんな商品を扱っているか明示したところで、その発信が届かずに例にあるような事態になってしまうことは少なからずあります。

しかし、これをある程度未然に防げたに越したことはないはずです。

そのためにはフィルターをかけた集客が必要です。






■現代の口コミは当てにならない

これは余談ですが、現代のネットの口コミは8割方アテにならないと思っています。

その口コミ書いた人が好みじゃなかっただけなのに「 美味しくない 」と書かれていたり、お金を払っていい評価を書いてもらっているお店もあるのは事実です。

それを鵜呑みにしてしまってはいいお店に出会う機会も損失してしまいます。

お店を選ぶときは、信頼できる知人からの情報やそのお店の本質をしっかりと見極めましょう。

消費者として選ぶ自由もあれば、選ぶ責任もありますよね。

好みの味ではなかった時の責任はお店側ではなく、消費者にあります。
( どんなお店なのか明示されていて美味しくなかった場合はお店の責任です笑 )

集客するときに気をつけること まとめ


いかがでしたでしょうか?

キングコング西野さんの発信のおかげで、僕が3年間現場に立ち続けて培った感覚を言語化することができました。

まとめるとこうです。


◎ 集客するときにはフィルターをかけないと信頼を失うことになる


■ 万人に受け入れられるのは不可能に近い
 → 人それぞれ好みがある

■ 集客するときはフィルターをかけよう
 → どんなお店でどんな商品を扱っているのかを明示する

■ フィルターをかけることで信頼が高まる
 → 信頼が高まると集客力が上がる



キングコング西野さんの言葉を引用させてもらうと、『 集客に特化するのではなくて集客力に特化したほうがいい 』です。

どういうことかというと、


■ 集客力が高ければ集客はできるようになる

■ 集客だけに力を入れてしまうと集客力が落ちてしまう


ちょっとややこしいので、この記事に選ぶ言葉を沿わせると


■ 信頼が高ければ集客力が上がる

■ 万人を受け入れようとすると信頼が落ちてしまう

ということです。

いかがでしょうか?理解できましたでしょうか?


この記事を書いたことにより、僕の感覚が思考として整理されて言語化することができました。

注意して欲しいのは、この記事の内容は個人店や小規模事業者に当てはまります。

大手チェーン店などが、万人を受け入れるようにしないと成り立たないのでまた話が変わってきます。



コロナウィルスの影響で飲食店のみならず店舗を構えている方は多くの苦労をされていると思います。

目先の売り上げを取ろうと、万人を受け入れようとしてこれまで培ってきた信頼を失墜させないように注意してくださいね。

個人店はこれからの日本を支える存在です。

安心感のあるチェーン店だけではなくて、ローカルの個人経営のお店への応援をしていきましょうね。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!