【 コーヒー 】ドリンクとしての種類【 コーヒー屋さんに行く前に見ておくと◎ 】



コーヒー屋さんに行った時に、何を頼んだら良いかわからないと思った経験ありませんか?

メニューいっぱいあるし、どれが今自分が飲みたいコーヒーなのかわからないからいつも頼んでるのを注文したり、「 普通のコーヒーください 」なんて注文したりした経験きっとありますよね。

僕もコーヒー屋さんに行くようになるまでは、「 苦くないコーヒーください 」をよく使ってました。

一口に【 コーヒー 】と言っても、作り方によってメニューの名称が変わります。

自分がどんなコーヒーが好きでよく飲むのかをこのブログを読んで理解し、次コーヒー屋さんに行った時にはメニューの名前で注文できるようになってくれたら嬉しいです。



この記事のテーマ

コーヒーのメニューを理解しよう!





どのメニューが飲みたいと思っているコーヒーなのかを理解できると、カフェ時間がより楽しくなると思います。

料理もそうですよね。その料理がどんな料理なのか理解して食べるのとそうでないのでは、味の感じ方も変わるし食事している時間の楽しさも変わってきます。

ぜひこの記事を読んであなたのカフェ時間をより楽しいものにしてください!




記事の信頼性

この記事を書いている僕は、海外生活を2年経験しています。
カナダのバンクーバーで1年、オーストラリアのメルボルンに1年。
英語は全く話せませんでしたが、一念発起で脱サラしワーキングホリデーに挑戦。
2ヶ国目のメルボルンでコーヒーに出会い、その文化に魅了され、
現在は日本でコーヒー屋を営んでいます。





お店を営んでいて、オーダーの段階でメニューがわからず適当に注文されてる方がたまにいらっしゃいます。

「 メニューがわかりづらかったかな 」とか「 本当に飲みたかったものを飲めているかな 」とか、毎度心配しています。




結論

メニューの種類を理解すればカフェがもっと身近に感じます





注文時は緊張する必要はありません



以前書いた記事でも少し触れましたが、最近のコーヒー屋さんって店構えがおしゃれに見えるお店多いじゃないですか?

「 おしゃれで入りにくい 」とか、「 緊張する 」などの声はよく聞きます。

" まずお店に入る段階で緊張してしまっているのに、オーダーする段階でもメニューを見てわけわからずもっと緊張してしまう “

という方も珍しくはありません。

せっかく来店してくださったのに緊張してしまっては本当の意味で楽しめないと思うんです。

カフェってリラックスする場所、心落ち着かせる場所ですから、緊張してしまってはその逆で疲れてしまいますよね。

僕はお店を営みながらそのあたりのハードルをなくしていけたら良いなと思っていて、その手段の一つとしてこういったブログを書いています。

先日の記事でも書いているんですが、カフェは決しておしゃれな場所ではありません。

もっとカジュアルな空間だし、もっとカジュアルに使ってもらうべき場所です。

来店のハードルが少しでも下がると思うので、ぜひ上の記事も読んでみてください。


注文する時に、どのメニューを選んだら良いかわからない時は気軽に店員さんに質問してみてください。

例えばあなたがミルクの入っていないブラックコーヒーを飲みたいと思っているけどどれを選んだら良いかわからないとします。

『 ミルクなしのコーヒーが飲みたいんですがどれを選んだらいいですか? 』

と聞いてみてください。それが一番スムーズです。

店員さんはそれを聞いてメニューの中から提案してくれるはずです。


よくあるパターンとして2つ挙げます。

『 コーヒーください 』

これは正直なところ一番困ってしまうパターンです。
コーヒー屋なのでコーヒーはもちろんありますが、どんなコーヒーがいいのかがわからないとご案内が難しいです。
居酒屋に行って 「 お酒ください 」と言っているようなものなんです。
ぜひこの記事を読み進めて、コーヒーのメニューの種類をなんとなくでいいので理解してください。

『 普通のコーヒーください 』

これも上の内容と似ているのですが、あなたにとっての普通がどれなのかがわからないのでどれをご案内していいのか困ってしまいます。
大概はブラックコーヒーの事を指しているんだと思うんですが、ご来店いただいた以上ご希望に沿ったものを提供したい気落ちがあります。
ぜひこの記事を読み進めて、どんなコーヒーが飲みたいのかを店員さんに伝えてみてください。




これらはきっと、何を注文したらいいかわからないからだと思っています。

せっかくご来店いただいたんです。

その日、その時の気分に合う満足してもらえる1杯を提供したいとバリスタは常に思っています。

全然わからなくても今あなたが飲みたいコーヒーはどんなものなのか?

ミルクありかなしか、ホットなのかアイスなのか、1つでいいので情報をください。

それに合わせてしっかりとご案内しますので、メニューに悩んだら安心して気軽に質問してみてくださいね!




ブラックコーヒー ( ミルクなし )



ブラックコーヒーとはいわゆる『 ミルクの入っていないコーヒー 』のことを指します。

ブラックコーヒーには大きく2つ種類があります。

【 アメリカーノ 】

エスプレッソのお湯割りです。
エスプレッソは、エスプレッソマシンで抽出した濃ゆい液体のことです。
その濃ゆい液体をお湯で薄めて飲みやすくしたものをアメリカーノと言います。

後に紹介するフィルターコーヒーとの大きな違いは、コーヒーの油分が含まれるかどうか。
アメリカーノには含まれていて、その油分にしか感じられない豊かな香りと味を楽しめます。

【 フィルターコーヒー 】

いわゆるドリップコーヒーのことです。「 ハンドドリップコーヒー 」や「 フィルター 」とメニューされているお店もあります。
基本的にペーパーフィルターと呼ばれる紙を介して抽出されるため、コーヒーの油分は濾されています。
なので、アメリカーノよりはすっきりとした味わいになります。

喫茶店で「 レギュラーコーヒー 」とメニューされているのはこちらの類なので、それをイメージされている方はこちらをお選びください。
お店によっては前が選べることもあるので、好きな味わいを店員さんと一緒に見つけて見てください。




基本的にはこの2つに分類されます。

どちらもホットもアイスも選べるところがほとんどですので、ご気分に合わせて店員さんに相談してみてください。

メニュー見てもわからない時、『 ホットのブラックコーヒーが飲みたいです 』と伝えれば、アメリカーノかドリップコーヒーにするかを案内してくれるはずです。

夏場だとアイスを求める方が増えますよね。

『 水出しコーヒー 』なんかも夏場限定で用意しているお店もあります。

水出しコーヒーは【 フィルターコーヒー 】に分類されます。

『 アイスのブラックコーヒーが飲みたい 』と伝えたら、水出しコーヒーを加えた3種類を案内されるお店もあると思います。

【 水出しコーヒーの特徴 】

非加熱で低温でゆっくり時間を時間をかけて抽出されたコーヒーです。
質感は少し丸く円やかです。 味わいはすっきりしています。



使う豆によっても味わいが異なります。

わからない時は一人で悩まず、店員さんに気軽に質問してくださいね!




ミルクありコーヒー



【 ラテ 】や【 カプチーノ 】がこれに分類されます。

まずお伝えしたいのはこのミルクが入っているものも、『 コーヒー 』です。

ここの感覚が人によってズレている印象があります。

「 ホットコーヒーはミルクが入っていないもの 」と思っている方が多いように思います。

コーヒーという大きな枠の中に、ブラックコーヒーとミルク入りのコーヒーの2つが分類されています。

この画像でわかりやすくイメージできるかなと思います。



ラテやカプチーノは、エスプレッソにミルクを加えたコーヒーのことです。

ホットであれば、温めたミルクが加えられています。

アイスだと基本的には「 アイスラテ 」になりますが、冷たいミルクの上にエスプレッソを落としたものです。

最近では、ソイミルク や オーツミルク など牛乳ではないミルクを扱うお店は増えています。

通常料金にプラス¥50〜¥100でカスタマイズできるところがほとんどです。

牛乳は苦手だけど、ブラックコーヒーは飲めないと言う方はぜひ試してみてください。



まとめ



いかがでしたでしょうか?

一口に「 コーヒー 」と言っても種類があることはなんとなくわかっていただけたでしょうか?

大きく分けて2つ。

✔︎ ミルクなしのブラックコーヒー

✔︎ ミルクありのコーヒー



これだけ知っておけばまずは大丈夫です。

コーヒー屋さんに行く時のその気分で、ミルクありのコーヒーが飲みたい気分か、ミルクなしのコーヒーの気分なのかは決めておきましょう。

その上でそれを店員さんに伝えて、その日そのお店のあなたの好みにあったものをオススメしてもらうのが一番だと思います。

「 オススメください 」だと我々バリスタは少し困ってしまいます。( 人によるかも )

お客様のその日の気分を少しでも聞けたら、その方向性でベストのものを提案できます。

せっかく来てくれたのだから、満足してもらえる1杯を提供したいとバリスタの皆さんは思っているはずです。

何をオーダーしたらいいかわからず、注文時に緊張してしまって結局いつもと同じものにしてしまったりとか、適当に注文したりとかは少しもったいないなと思っているんです。

何注文したらいいかわからないと緊張してしまう気持ちはすごくわかるんです。

でも、そこで自分のその日の気分を店員さんに伝えればきっと満足のできる1杯を楽しむことができます。

とりあえずで注文した1杯より、満足のいく1杯を飲めた方がその時間は充実するはずです。

この記事がきっかけであなたのコーヒー時間がより豊かなものになりますように。


最後まで読んでくださってありがとうございました!