【 中級編 】おうちコーヒーを少しレベルアップ!これがあればあなたは中級者!

2020年7月6日

前回の初級編は読んでいただけましたか?

あの記事がきっかけで、おうちでコーヒーを淹れるようになる方が1人でもいたらとても嬉しく思います。

初級編の記事はこちら
http://aerueight.work/2020/05/17/firststep-for-homebrew/

さてさて、本日は中級編。

こんな人に読んでほしい

・家で淹れるのは慣れている(慣れてきた)
・他にどんな道具があるんだろう?
・バリスタ達が使っているあの道具気になるな…
・おうちコーヒーの環境をもう少し良くしたい
・単純にもっと楽しさを見つけたい

1つでも当てはまったそこのあなた

あなたはもう中級者です!!

そんなあなたにお勧めしたい器具をご紹介します。

美味しいコーヒーを淹れるコツ

初級編を読んでくださった皆さん、覚えてますか?

そうです!

美味しいコーヒーを淹れる一番のコツは
" 計ること " です。

100点のコーヒーを淹れ続けることは実は我々プロでも難しくて、常に80点以上のコーヒーを淹れれるよう努めています。

なぜ難しいかについては過去のブログ読んでいただくとなんとなくわかってもらえると思います。
( いつかもっと掘り下げてまた改めて書こうかなと思います )

故に、おうちでも100点はなかなか難しいです。
でも、おうちの場合はあなたにとって100点であればいいんです。

あなたが美味しいと思うコーヒーがあなたにとって100点のコーヒーなので。

計ることで、そのあなたにとってのコーヒーの100点を常に狙えるようになります。

言い換えると振れ幅が狭くなり安定します

今日は薄かった

今日は濃かった

ではなくて、その先の味わいを愉しむことに自然と繋がります。

計るというちょっと面倒な作業を面倒くさがらず、やってみてください!
注ぎ方どうこうを気にするより、遥かに美味しいコーヒーに近付きますよ!

スケール

計る重要性を再度認識してもらったところでこちらをお勧めさせていただきます。

多くのコーヒー屋さんでもプロが使用しているスケールです。

大きな特徴は、重量と時間を1つのスケール ( 計り )で済ませられること。
中級者の皆さんならコーヒーを淹れるときに、抽出にかかった時間も気にしているはず。

重さだけ計れるスケールとスマホを駆使していたそこのあなたにおすすめです。

検定計りではないので反応が少し遅かったり、精密さに欠ける節はありますが、
おうちでコーヒーを淹れるには十分な機能です。

( ⚠︎プロがお店で使う際は、そんな欠点も加味してほぼ正確になるように使っているはずです )

コストパフォーマンスでみたらとても高い製品だと思いますので、ぜひチェックしてみてください!

ドリッパー

今どんなドリッパー使っていますか?

この中級編では、今使っているドリッパーとは違うものを使ってみることで、その違いを知り、また新しい楽しみを見つけられますよということを提案させていただきます。

形は同じでも材質違いのものがあったりします。

例えば初級編でおすすめしたHario社のV60というドリッパー。

初級編ではコストをできるだけ抑えるという観点から、1番安いプラスチックをお勧めさせていただきましたが、他にも

ガラス

セラミック

メタル

などがあります。

それぞれ特徴があるんですが、共通するキーワードとしては “ 温度 “ が挙げられます。

中級編で触れる内容ではないので割愛させていただきますが、見た目のカッコよさもプラスチックとは変わってくるので、見た目で選んでもいいと思います。

形違いで様々なドリッパーがあります。

同じ円錐でもリブ ( ドリッパー内側の出っ張っている線のこと )が異なったりとか

台形だったりとか

波をうったペーパーを使うドリッパー

と様々です。

あとは、抽出方法がそもそも違うコーヒー器具もあります。

多くの方が知っているであろう

フレンチプレス

注射器のような形をしていて、圧力をかけてコーヒーを抽出するエアロプレス

など。

こんなのを使ってみてもまた面白いので、

透過式 ( 上からお湯を注いでコーヒー豆を介して下に液体を落とす方法 )

ではなく、

浸漬式 ( コーヒー豆をお湯に浸して抽出する方法 )

についても今後まとめてみようと思います。

個人的にオススメなドリッパーはこちらです

オリガミドリッパー

今やいろんなところで見かけるようになりました。
最大の特徴としては、

ペーパーが2種類使える事だと思っています。 ( あくまで個人的な感想です )

円錐のフィルターも使えるし、上で軽く紹介したウェーブフィルター ( 波をうったペーパー )も使えます。

しかも、専用のフィルターではなく、

既存のフィルターが使えるというのも大きなポイント。

オリガミドリッパーだけで1記事書けるな…笑
詳しくはそちらで!!笑

フィルターを使い分けられる事で、
抽出の幅がとても広げられるのがお勧めする最大のポイントです。

楽天やAmazonでも買えますが、オフィシャルサイトもあるのでご案内しておきますね

https://store.k-aijp.com/category/dripper/

サーバー

液体を受けるサーバーについては、特にこれといって機能の差はありません。

言ってしまえば、形状や使い勝手は好みで分かれてくるので、あなたが好きなお店で使っているサーバーを選んでみてもいいと思います。

中級編なので、マグに直接ではなくサーバーを使いたいですね!
その方が一段とオシャレ度もアップします。

個人的にはやはりこれがおすすめです

ケトル

ケトルに関しては、細い口のケトルを持っていない方はこの中級編ではぜひ買ってみましょう!

コーヒーを淹れるという行為の楽しさが2段階くらいアップします。

初級編でもご紹介したこれがコストパフォーマンスを考えるとお勧めです

ニトリ

ニトリオリジナル商品 ブラック
シルバー ( 今はもうないかも?)

様々なメーカーで細い口のケトルが出されていますが、
もし高いのを買うのであれば温度設定できるやつが良いでしょう。

細口でお湯も沸かせるけど、温度設定ができないケトルはコストパフォーマンス低いと思うのであまりおすすめできません。

値段が高い高機能のケトルについては上級編でご紹介します。

そう言った意味でも、この中級編では上のニトリのケトルはちょうどいいと思います。

温度計

中級者のみなさん

ぜひこれを機に温度計を買ってみましょう!

コーヒー屋さんで豆を買うと

○○度くらいのお湯で淹れてください

と温度の話をされたことありますよね?

抽出する際に、温度は結構重要度が高いんです。

沸かした湯を常温のケトルに移せば、
だいたい90〜93度くらいにはなるので、それでも十分なのですが

もっとおうちコーヒーへののめり込みを加速させてくれるのが温度計かなと思います。笑

キッチン用品として売られている物で十分なので、安く手に入りますし、ぜひトライしてみてください。

そして、お店で教わった温度と同じ温度で試してみてください。

きっと何か新しい発見があると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、おうちでコーヒーを淹れる事に慣れてきた方が、もっと楽しくなるような、のめり込むきっかけになるような器具をご紹介させていただきました。

結構主観が入っていますが、僕のブログですからね。それでいいんです。

コーヒー屋を営む身として、お付き合いのあるメーカーさんはもちろんたくさんいます。

でもそこは一旦置いておいて。

僕個人として、いろんな道具を見てきた中で選んでいます。

やはりコストはかけなくていいのであればかけたくないじゃないですか。

安く済むならその方がいいですよね?

あなたのモチベーションと欲求と価格とのバランスで決めるのがいいのではと思っています。

僕は物を選ぶときはコストパフォーマンスを意識します。

道具でも食品でもなんでも。

求めるクオリティが保てているのであればできるだけ安い物を選んでますね。

高ければいいってものでもないので。

おうちコーヒーの環境を少し変えたい、少しカッコよくしたい、オシャレにしたい

そんな方の参考になれば幸いです。

ならね〜。( ⚠︎東京出身です )

初めて気合い入れて家にコーヒーセクションを作った時に揃えた道具達