【 重要 】開業初期に気をつけるべきこと4点【 やるべきこともご紹介 】

2020年8月17日2021年3月19日

開業したばかりの人、またはこれから開業しようとしている人。

ぜひこの記事を読んで、気をつけるべき点を頭に入れて頑張ってほしいです。

開業した時ってついにやりたいことを実現できたワクワクと、働かないと収入が０になるという不安から必要以上に頑張っちゃうんです。

頑張ることはもちろんいいことなんですが、頑張りすぎると長続きしませんよってゆうお話です。

開業初期からやっておけばよかったなと思うこと、やっておいたほうがいいことも併せてご紹介します。

開業初期に気をつけるべき４点

気をつけるべき点を挙げたらたくさんあるのですが、その中でも特にこれはと言う４点をここではご紹介します。

働きすぎない

開業したばかりの時はやっとスタートラインに立てたテンションで突っ走りがちです。

ずっと思い描いていたやりたい事を形にできて、ここからだって気持ちが前のめりになります。

それは仕方のないことなんですが、働きすぎてしまうことが多いです。

実際に僕もそうでした。

アドレナリンが多く出ていたのか３ヶ月間休みなく働きました。

お客様の入りも安定せず仕込みなどのペースも掴めてないときですから、その都度対応していたので寝る時間も削って働いてました。

定休日も役所や銀行回りなどの仕事をしてしまってました。

3ヶ月くらい経ったある日、体調を大幅に崩します。

自分では気付いてなかったですが、身体が悲鳴をあげていたのでしょう。

急な高熱と頭痛、倦怠感に襲われ３日間寝込みました。( 今同じ症状になったら確実にコロナを疑われる症状 )

その時はかなり反省しました。

根性ではなんともならないと頭ではわかっていながら無理して突っ走った結果、パートナーにもお客様にも迷惑をかけることになってしまいました。

頑張りたい気持ちは大切にして、開業してすぐは働きすぎないように気をつけることを強くおすすめします。

睡眠時間は削らない

これも上の内容と繋がってくるのですが、身体は資本です。

健康でなければ成せるものも成せなくなってしまいます。

時間がない時に削るところって睡眠時間ですよね。

しかし健康体でいるためには睡眠は必要不可欠です。

多少の犠牲は仕方ないにしても、大幅な睡眠時間の削減はやめましょう。

睡眠時間を削らないとできないものがあるのであれば、割り切って次の日に回すとか、休みの日に少し時間を割く方が長い目でみると賢いですよ。

万人を受け入れようとし過ぎない

開業したばかりのときはたくさんの人が寄ってきます。

お客様もそう、同業者もそう、他業種の人もそう、地域の人達もそう。

たくさんの人が寄ってきます。

寄ってくるということは様々な誘いがあります。

全員の声に耳を傾けて、対応していたらあなたの身体が保ちません。

背伸びせず等身大でいることを心がけて、耳を傾ける必要があるものをしっかりと選びましょう。

優先順位をつけてもいいと思ってます。

大手チェーン店でない限り、万人に受け入れられる、気に入られるのは難しいです。

等身大で対応できる自分のキャパシティの範囲内で頑張りましょう。

営業の話を聞きすぎない

店舗がある前提のお話にはなりますが、広告の営業を筆頭にたくさんの電話や飛び込み営業が来ます。

先方は他のお客様がいるとかの配慮なしに営業してきます。

お客様を最優先しましょう。

そして基本的に全て断って大丈夫です。

大手チェーン店に勧めるような内容の商材を個人店に持ってこられるケースが多いので基本的に断って損はありません。

本当にお店のためになると思って持ってくる商材は無いに等しいです。

そこにお金を使うのであれば、InstagramやFacebook、Twitterなどの無料で使えるSNSの更新を頑張ったほうがよっぽど効果がありますよ！

おすすめのやるべきこと

開業初期にやっておくと良いことをご紹介します。

これもたくさんあるのですが、この記事には４つの誰でも簡単に無料でできるもののみをご紹介します。

毎日しっかり掃除する

店舗も生きています。( と思っています )

木が使われている物件であれば木は呼吸していますから生きていると言っても過言ではありません。

手入れをしてあげないとどんどん劣化していきます。

お客様から見えるところはもちろん、定期的にケアしないとダメになってしまう箇所は毎日掃除するようにしましょう。

水回りとかは特にお勧めします。

ここを怠ると売上げが落ちる気がしています。

いつ来ても綺麗にしてますねって言われるくらい手入れを施しましょう。

領収書は月毎にまとめまる

経理業務は毎日やろうと思っていてもできない方がほとんどです。

最初はできていても、きっと無理が立ってできなくなります。

無理して続かないくらいなら、月毎に領収書をまとめておくだけでも後がかなり楽になります。

１ヶ月分まとめた物を、よく月頭に計上するくらいを目指した方が現実的です。

僕の経験をお話しておくと、１年目の初月は毎日できてました。

しかし2ヶ月目から全く手がつけられなくなり、領収書は１箇所にまとめるだけで、１年経った後の始めての確定申告の時まで手付かず。笑

月毎に分けるところから確定申告の作業がスタートしました。

これが本当に時間のかかる作業で気が遠くなったのを覚えています。

最低でも月毎に分けておけたらどれだけ楽だっただろか。

100円均一で売ってるクリアファイルで十分です。

買い物したら領収書はここに入れるって決めて置くだけで、確定申告がかなり楽になりますよ！

１週間のルーティンを決める

ルーティンを組めると時間の使い方が上手になり、生産性の高い仕事ができるようになります。

注意点としてはすぐに完璧なルーティンを作ることはできないことです。

このルーティンを組むには、お客様の流れを掴めるまでは難しいです。

季節や天候によってもお客様の流れって変わると思うので毎週同じようにはできませんが、開業初期から意識しておくことで早い段階でルーティンが組めるようになるはずです。

例えばですが、平日よりも週末の方が忙しいお店であれば平日に週末用の仕込みもしておく必要がありますよね。

しかも週末の方が仕込まないとならない量も多くなるはずなので計画的にやらないと金曜日の夜に睡眠時間を削ることになるはずです。

直前に仕込まないとならないものもあると思いますが、事前に準備できるものは時間のある時にできるような仕組みつくりもとても大切です。

銀行にも行かないといけない、買い物も行かないといけない。やることはたくさんあります。

どの曜日にどの作業ができるのかを早めに見極めて、ルーティン化できるようなアンテナを常に張っておくことをおすすめします。

このルーティンを作ることができるとかなり効率的に仕事を進めることができます。

目の前のことだけを取り組むのではなく、先を見て行動しましょう！

１ヶ月毎にしっかり振り返る

この振り返りもとても大事です。

開業当初はとにかくがむしゃらだと思うので振り返ることって意識しないとできないはずです。

毎月振り返りを行い、iPhoneのメモでいいので書き残しておきましょう。

毎月振り返ることによって何がいいかと言うと、翌年の同じ月の参考になります。

やはり季節毎に流れは変わるので、去年はどうだったのかを振り返り今年に活かせるわけです。

人間の１年前の記憶なんて曖昧です。

前年度の売上げはレジにデータとして残っていますが、お客様の流やその時感じたことを残しておくのはとても有益な行為と言えます。

様々な試算をする上でかなり参考になるので本当におすすめです！

開業初期に気をつけるべきことまとめ

いかがでしたでしょうか？

結構開業当初の僕の経験をもとに綴りました。

これから新たなスタートを切ろうとしてる方の参考になれば幸いです。

まとめるとこうです。

開業の教科書なんて無いですし、あったとしてもそんな物には価値はないと思います。

なぜなら同じ業種だとしてもそれぞれ環境は違うから。

場所によっても周囲の環境で変わります。

正解はないけれど、ベターな方法はあると思ってます。

開業当初の僕は右も左も分からないまま突っ走ったので本当に荒削りだったと思います。

効率で言えばかなり悪かったなと思うし、本当に本当に苦労したので、僕の経験がどこかの誰かの手助けになればと思いこの記事を書きました。

もし知り合いにこれから開業する予定のある方、もしくは今現在開業したばかりの方がいたらシェアしてあげてほしいです。

きっと同じような目に遭ってしまうと思うから。

1人でも多くの開業者に読んでもらえますように。

最後まで読んでくださりありがとうございました！