海外( そと )を知ること

2020年5月25日

海外に行ってみたい。

海外に住んでみたい。

海外で働いてみたい。

そんな想いを抱えてるそこのあなた。

少しでもその想いがあるなら絶対に行ってみた方がいい。
( 何度かこのブログで言ってる気もしますが )

ある芸能人が海外留学に挑戦した姿を見てこれでもかってくらい共感したので
海外 ( そと )を知ることがどんなことをもたらしてくれるのか綴っていきます。

ウエンツ瑛士

ウエンツさんはある番組でこの1年半についてこう答えてました。

絶対的に言えるのは、自分の34年間の人生の中で、一番最高の1年半だったのは間違いないです
海外に行こうか迷っている人がいたら絶対行くべき。
海外に行くことが全てじゃないですけど

また、行ってよかったと思えることはなんですか?という問いに対して

自分が好きになりました

こう答えてました。

とても偉そうな言い方になってしまいますが、顔付きも変わった気がしますし、発する言葉に力強さを感じました。

海外で働く

彼の場合は留学なので、ビザは学生ビザ。
働けたとしても限られた時間です。
30歳未満の方であればワーホリが使えます。

そう、ワーホリなら働けるんですよ。

ウエンツさんの場合だと、それまでの貯金で1年半過ごしたと言っていました。

ただなかなか1年半海外で暮らせるくらいの貯金がある方ってなかなかいないですよね?
最初の渡航費こそある程度かかりますが、生活費は向こうで仕事すればなんとかなるんです。

合法的に仕事ができるビザ、それがワーキングホリデーです。

苦悩

苦悩についても語っていました。
これに関してもこれでもかってくらい共感し、当時を思い出して泣きそうになったくらい。笑

英語も全然できないまま渡航。最初4ヶ月は語学学校に通っていたそうです。

日本語は一切使わないように心がけていたそうです。
( 語学学校は基本的に母国語禁止でペナルティもあるところが普通です )

芸能の仕事を休んでまで来ているというのもあり相当追い込んでいたんでしょう。

語学力がないと相当苦労します。

語学学校には英語を勉強しにいきますけど、先生が教えてくれる時の言語も英語です。
そう、英語で英語を教わるんです。

僕も最初の1週間くらいは何言ってるか全くわかりませんでした。
慣れている周りのクラスメイト達は先生の言ってることにすぐ反応してるのに、反応できない。
注意されてることにも気付けず更に怒られたり。

もちろん言いたいことも上手く伝えられない。

日本で当たり前に取れてたコミュニケーション、会話のキャッチボールが全くできないんです。

このストレスは計り知れないもので、それが毎日少しずつ溜まっていきます。
気付いた頃には少し鬱っぽくなっていたとウエンツさんも言っていました。

僕の場合は、食生活にも慣れるのに時間がかかったこともあり食欲が全く湧かず、体重が10kgくらい落ちました。

便もでなくなっていましたし、睡眠も上手く取れませんでした。

夢でも授業中に苦労している夢を見る日が数日続いたこともありました。

もちろん、当時は自分では気付けないんです。
ウエンツさんも “ 今振り返れば “ 鬱っぽかったかもしれないと言っていました。
冷静に当時の事を振り返れば、あの時の自分は危なかったなと思います。

そんな苦労は人生で経験したことないわけです。

キツい部活の練習なんて比になりません。( 中学、高校と盛んな運動部でした )

それでも、ウエンツさんと同じで、振り返ると人生で最高の1年間だったと心の底から思えます

芸能界で注目され人気のある彼が、ロンドンでの留学生活が人生で1番と言い切れるのって凄いことだと思いませんか?

割合

苦労したことと、楽しかったこと

この2つをくらべたらきっと7:3くらいの割合で苦労の方が多いです。
でもね、その3割がとてつもなく楽しいことばかりなんです。
しかもそのほとんどが特別なことではありません。

日本では当たり前にできていることが、向こうでできただけでスペシャルな思い出になるくらい。

初めてちゃんと友達と英語でコミュニケーション取れたこと

普通に現地のスーパーで買い物できたこと

英語での電話が上手くできたこと

英語での面接を経て仕事が決まったこと

そんなことばかりです。
それだけですけど、その3割があるおかげで、その1年間が人生で一番の1年になるんです。

それだけの魅力が海外( そと ) にはあるんです。

言い換えると

海外( そと )を知ることで、その魅力を体験し、自分の魅力を高めることができます

だって単純にずっと日本にいただけでは見れなかったものしれなかったものばかりなんだから。

日常生活1つ1つの行動が新しい経験。
それと同時に言語や文化に順応させていった自分がパワーアップしてないわけない。

心折れそうになることはたっっくさんあります。
でもそれを乗り越える力は誰にもあると思ってます。

人間って凄くて、その環境に置かれたらなんとかしようとするんです。

そうやって1つずつ乗り越えて、気付いたら1年経ってます。
帰ってくる頃には、

行動力がついていると思います。

決断力が高くなっていると思います。

自分のことが好きになれてると思います。

こんな理由から僕は海外( そと )に出ることを強くお勧めしています。

ウエンツさんのインタビューをテレビで見て、また改めていい振り返りができました。

少しでも海外に興味ある方は絶対に行くべきです。

今はコロナウィルスの影響で旅行にも行くことができません。

収束したあと、これまで通りワーホリができるかはわかりませんが、僕に素晴らしい体験をさせてくれたこの制度だけはなくならないでほしいと心から思っています。

辛かった数ヶ月、毎日通った道。朝早い時間も、夜遅い時間も。辛いことがあると自然とこの風景が頭にでてきます。