アウトプットが苦手と思っている方へ【 誰かのためにならなくていい 】
あなたはアウトプットをしてますか?
または得意ですか?苦手ですか?
そのディスカッションを重ねていくと、アウトプットが得意な人 ( または既にやっている人 ) と苦手意識がある人との『 アウトプットに対する考え方 』が大きく異なるなと気付きました。
それをこの記事でシェアしていこうと思います。
アウトプットすることについて
アウトプットというと、インフルエンサーと呼ばれる影響力がある人がやることだと思っている人が多いと思うんですが、僕はそうは思いません。
アウトプットすることは自己実現の近道だと思っています。
その理由も含めてまとめていくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を書いている僕は、東京でコーヒー屋を営んでいます。現在3年目。
経営する立場になってから気付いた事はたくさんありますし、様々なことを発信しています。
このブログは緊急事態宣言の時に休業したのをきっかけに始めたもので、コーヒーのことや自身も経験したワーキングホリデーのこと、そしてビジネス的なことまで幅広いジャンルで書いています。
この記事は僕が発起人として始めたオンラインコミュニティ内にて広がったディスカッションにて、面白いなと思った気付きを基にシェアしていきますので安心して読み進めてください。
アウトプットは必ずしも誰かのためにならなくていい
こんな人に読んで欲しい
・アウトプットが苦手
・アウトプットってなにすればいいかわからない
・アウトプットは得意だけど説明しろと言われたできないかも
・これからアウトプットしていきたいと思っている
アウトプットが苦手な方へ
アウトプットとは
まずはアウトプットとはどんなものなのか、見ていきましょう。
– Wikipedia より引用 –
出力(しゅつりょく)は、何らかの対象から出る信号や力、またその種類や大きさのことである。入力の対義語。
これは英語と日本語の説明ですね。言語としての根本的な部分です。
では、昨今の日本でアウトプットと言われているのはどうゆうことなのか?
もう少し踏み込んで調べてみます。
■ 日本語で「アウトプット」は 生み出すことや発信すること の意味
印刷の出力の意味で使用されることもありますが、一般には何かを生み出すこと・発信することを言います。知識や情報を目に見える形にする、という意味でも使用可能です。
■ 実績や成果という意味での使用もできる
経験などを元に生み出された実績・成果という意味で使用されることもあります。ビジネスシーンでは特に多い表現で、単に生み出す・発信するだけでなく、何らかの「結果」を求める意味合いでの使用もしばしばです。
引用元はこちら
どちらかというと、黄色の線を引いた部分を連想する方が多いのではないでしょうか?
そして、この部分が苦手と思っている方がいるはずです。
特にここ数年では、個人が発信することのできるプラットフォームがたくさん増えたことで『 アウトプットするべき 』みたいな風潮があるのも事実です。 ( YouTube、Instagram、Twitterなど )
個人的なアウトプットに対する見解
僕はこのブログやインスタグラム、音声配信などで発信活動をしています。
ですが、アウトプットすることが正義だとは思っていません。
得意な人、不得意な人、そして向き不向きもあると思っています。
苦手な人、向いてない人が無理にするべきではないと思うんです。
しかし、自己実現の為にはアウトプットは必要だなと思っています。
そして、この記事を書くきっかけとなったディスカッションにおいて、『 苦手な人ほど誰かのためになる正しい情報を世に出すことだと思っている 』ことに気づきました。
そうではないんですよということをこの記事を通して伝えたいと思っています。
正解を世に出すことだけではない
アウトプットとは正解を世に出すことだけだはありません。
もっと言うと、誰かのためにならなくていいと僕は思っています。
どうゆうことかと言うと、一言で表すと『 自分の内にあるものを外に出す 』というイメージです。
なんとなくわかりますか?
( あくまでも僕個人の見解であることを念頭に読み進めてくださいね )
アウトプットはしなきゃいけないことだとは思ってませんが、自己実現の為にはアウトプットは必要だと思っています。
ここで言う自己実現は、自分のしたことやなりたい自分に近づけると言うことです。
アウトプットと聞くと、色々調べて根拠のある正しい情報を発信しないとならないと思う方が多くいますが、アウトプットとはそれだけではありません。
自分の心の内を表に出すこともアウトプットだと思っています。
どうゆうことかと言うと
・○○を学びたい
・○○が得意です
・こんなこと始めました
・こんなことできます
・○○が苦手です
・こんな経験あります
などなど、自分がどんな人でどんなことをしているのか、心の内を表に出すこともアウトプットだと思うんです。
例えばこれらを1000人のフォロワーがいるインスタグラムを使って投稿しますよね。
その1000人の内、半分くらいはあなたの知り合いだとします。
その500人の知り合いはあなたがどんな人なのかをなんとなくでも知っていると思います。
しかし、残り半分の500人は表に出さない限りどんな人かわからないんですよ。
これってすごく勿体無くて、その500人の中にあなたの自己実現を手伝ってくれる人がいるかもしれないんです。
要は『 知ってもらう 』が重要です。
自分だけの力で自己実現するのは相当な努力がないと難しいですが、自分の心の内を表に出す ( アウトプット ) することで誰かが力を貸してくれたり、ふとした時にあなたのことを思い出してくれたりします。
知ってもらっていればその可能性があるのに、知ってもらってないとその大事な機会を潜在的に損失してしまっていることになります。
こう聞くと勿体無い気もしませんか?
次の章で実体験を基にした具体例を示します。
アウトプット (心の内を表に出す) してよかった具体例
ここでは2つほど、実体験を基にした具体例を示します。
バリスタの仕事に就けたときの例
僕はコーヒーの経験は皆無のまま、オーストラリアのメルボルンに『 バリスタになる 』と意気込んで渡豪しました。
今では「 経験がないと仕事見つけるのも大変 」と言う情報は当たり前のようにありますが、当時は現在ほどの情報がなくて今考えると恐ろしい行動を取っていました。笑
もちろん全く仕事が見つからずかなり苦労したんですが、当時僕がやっていたことは、会う人会う人に『 バリスタになる為にメルボルンに来たんだ 』と言うことを口にしていました。
自己紹介の時には必ず言うようにしてましたし、将来の話になれば『 メルボルンでコーヒーの勉強をして日本で自分のお店を出すんだ 』と何度も何度も口にしていました。
当時は「 言霊はあると思ってる 」くらいにしか思って無かったですが、今思えばそれもアウトプットだったのかなと思います。
『 バリスタになる為に来たんだ 』と言う、自分の心の内を外に出していたわけです。
実際にその熱量に反応してくれた方がいて、雇ってくれた恩人もいれば、無賃で働く代わりにコーヒーを無償で教えてくれた恩人も現れました。
対して英語も話せない、なんとなくのコミュニケーションしか取れない僕を現地の人が気にかけてくれたわけです。
想いが乗っている熱量って大事だし、それを口にしていたからこそ ( アウトプットしていたからこそ ) 伝わって手を差し伸べてくれた証だと思うんですよね。
言葉の壁があっても伝わったということは、日本で自己実現しようとしている人は口にするだけで誰かに届く確率って結構高いと思いませんか?
デザインのお仕事の受注ができた時の例
これはすごく最近のお話なんですが、昨年の11月くらいから Adobe の Illustrator と Photoshop の勉強を開始してたんですね。
まだまだ現在進行形で勉強はしているんですが、2月の初旬に個人のインスタグラムで『 デザイン本格的に始めました 』と投稿したんです。
これはまさにアウトプットですよね。
「 僕はこんなことしててこんなことできます 」という、アピールに近いアウトプットです。
そしたらですよ、その投稿の数日後に全く関わったことのない方からDMでデザインの依頼が入りました。
チラシデータの作成だったのですが、とても楽しくお仕事させてもらって、お客様にも納得していただくことができました。
これってそのインスタグラムでのアウトプットがなかったら無かったお話じゃないですか。
「 まだ駆け出しだから…. 」とか、周りの目を気にしてアウトプットせずにいたら何も生み出すことができてないんです。
もちろんデザインのプロはたくさんいるから、その人たちと比べたらまだまだポンコツです。
でもこの時代ですよ。
大企業の安心感こそありますが、専門性の高い仕事であればあるほどどれだけスキルがあろうと赤の他人のいきなり大事な仕事を依頼しますか?
ある程度為人がわかっていて、「 この人に依頼したい 」って人に話を持ちかけるようになっていると思うんです。
何か自分のスキルを使って活躍の場をもっと広げたい方は、変にカッコつけずに泥臭くアピールするのも大事だと思います。
決して恥ずかしいことではないので、まずは自分の欲求みたいなものを表に出すアウトプットはとてもおすすめです。
アウトプットすることについて まとめ
いかがでしたでしょうか?
アウトプットは 「 正しい情報を公に出すこと 」だと思っていた方、多いのではないでしょうか?
もちろんそれも正解だと思いますが、それだけではないですよということです。
アウトプットが苦手な方の多くは以下に該当しませんか?
■ 周りの目が気になる
■ 自分の発する情報に自信がない
■ 「 どうせ自分が発信したところで… 」と思っている
■ アウトプットはインフルエンサーがやるものだと思っている
などなど、どれかに該当しませんか?
こう思っているうちはアウトプットに対して苦手意識を持ってしまうと思います。
しかし、「 自分の心の内を外に出すこともアウトプットなんだ 」と思えるようになると案外アウトプットに対する抵抗感もなくなると思うんですよね。
心の内を外に出すことはあなた自身を多くの人に知ってもらう手段です。
多くの人に知ってもらえると、あなたの自己実現がより近付くと思います。
一昔前に比べたらとても便利な世の中です。
個人が自由にアウトプットできるツールや術はたくさんあります。
自分のことをたくさんの方に知ってもらって、自分の可能性をさらに広げていきましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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