【 経験則 】店舗ブランディングを上手くやるコツ【 結論 : 目玉商品を作る 】

2021年3月19日


将来独立しようとしている方は読んで損はない記事です。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


こんにちは!東京でコーヒー屋を営んでいます、エイトです。




こんなデータを見つけました。


・起業1年で個人事業主は廃業率37.7%、法人は廃業率20.4%

・起業から3年では個人事業主の52.4%、法人の37.2%が廃業

・5年目での廃業率は個人事業で74.4%、法人で47.3%



このデータの出処は中小企業庁の白書からですので、開業届と廃業届による統計だと思われます。

僕はこのデータを見て少し違和感を感じました。

それは何かと言うと、『 しっかり店舗運営できていれば廃業率はもっと低くなるはず 』と自信を持って言えるからです。

廃業してしまうお店のほとんどは『 なんとなく開業しなんとなく運営していた 』お店のなのではないでしょうか?

しっかりと時代を捉え、的確なマーケティングとブランディングができていれば1年で潰れるお店にはならないと思ってます。


この記事では後者の【 ブランディング 】について、僕が実体験を基に感じているコツをご紹介します。







この記事のテーマ

店舗ブランディングをしっかりして長く続けられるお店を作ろう!

結論


お店のイメージとなる ( 目玉となる ) 商品を作る

記事の信頼性


この記事を書いている僕は、海外生活を2年経験しています。
カナダのバンクーバーで1年、オーストラリアのメルボルンに1年。
英語は全く話せませんでしたが、一念発起で脱サラしワーキングホリデーに挑戦。
2ヶ国目のメルボルンでコーヒーに出会い、その文化に魅了され、
現在は日本でコーヒー屋を営んでいます。
今年 ( 2020年8月現在 ) で3年目の小さなお店ですが、有難いことに開店してから赤字の月はありません。
自分のお店もそうですが、周りの繁盛しているお店を見ていても共通していることがありこの持論には確信を持っています。

こんな方に読んで欲しい

・将来独立してお店を持ちたい
・将来自分の手で仕事がしたい
・開業しても上手くいくか不安
・個人でも適応できるコツなら知りたい

店舗ブランディングを上手くやるコツ


この記事でご紹介するコツは、店舗に限らず個人活動でも応用できると思っています。

フリーランスとして長く続けていきたいと持っている方もぜひ最後まで読んでみてください。



目玉となる商品を作る


ブランディングやマーケティングって言葉を聞くと難しいというイメージが先行し、理解はできるけど実行に移すまでに至らないケースってあると思います。

この記事でおすすめするコツはシンプルで誰でもできることなので、脳みそを柔軟にして読み進めてくださいね。


1つ目からこの記事で最も伝えたいことを説明します。



『 お店の目玉となる商品を作りましょう 』


近隣競合店との差別化が図れるものであると望ましいです。


コーヒー屋さんを例に挙げます。

コーヒー屋さんに「 目玉商品ってなんですか?」って聞くと「 コーヒーです 」って答えが返ってきそうですが、それではダメです。


コーヒー屋さんなんだからコーヒーは美味しくて当たり前。


近隣の同業者と差別化を図れるような、それがあるからあなたのお店に行こうと思ってもらえる商品があると、いいブランディングに繋がり結果事業が上手くいくと思っています。

この記事を書いている僕はまだ1店舗しか経営してませんが、上手くいっている近隣のお店や同業者を観察していてもそれが共通しています。

どのお店もメインの商材の他に、『 そのお店を連想する目玉となる商品 』があります。

それもメインの商材と相性が良い物であるとなお良いです。( コーヒー屋さんだったらコーヒーに合うもの )

お店によって様々ですが、サンドイッチなどの軽食を目玉商品にしているところもあれば、プリンやケーキなどを目玉にしているお店もあります。


もし、目玉となる商品が思いつかなくても意図せず人気になるものってあると思います。


それを定番化するだけでもかなり安定しますのでぜひ試みてください。


ちなみに、僕のお店ではホットサンドと焼き菓子1種類ずつが、開店当初から毎日欠かさずにご用意している定番商品です。





SNSをしっかり活用する


これはマストだと思ってます。

下手にお金をかけて広告を打つよりも、お店のSNSアカウントをしっかりとコツコツ運営した方が格段に効果があります。

SNS運用って基本的に無料でできますよね?

毎日10〜15分、あなたの時間を投資するだけです。


飲食店であればインスタグラム、フリーランスの方であればTwitterやYouTube。


SNSによって向き不向きがありますが、無料で使えてこれほど効果を感じれるSNS以上のものはありません。

これに関しては現在別の記事を用意しています。( 2020年9月現在 )

個人店のSNS運用について、僕の持っているノウハウや持論を無料で公開するつもりです。


楽しみにしていてください。




地域に根を生やす


『 地域密着 』これほど強いことは他にありません。

特に個人店であれば住宅街がおすすめです。

理由としては2つあります。


大手が競合にならない


大手企業直営のお店って駅前とか人が多く集まる開けた場所にお店を作りますよね?

住宅街のようにひらけた場所を確保し難い場所には出店することはあまりないと思います。

本来、大手と個人店って競うべき相手ではないのに、意図せず同じ商圏内に大手のお店ができることで大手と競わないとならなくなります。

地域のお客様を取り合うことになります。

そうなると個人店は大手の資金力で圧倒的に不利なので確実に負けます。

そうならないためにもこれから開業しようとしている人は住宅街にお店を出すことをお勧めします。



住宅街だと自然と地域密着になる


飲食店に限った話になってしまいますが、日常的にお店を利用してくれる方が多ければ多いほど経営は安定しますよね?

やはりそれが起こりやすいのは駅前か住宅街のどちらかです。

駅前は個人店が手を出せないほどの家賃であることが多いです。

となると、やはり住宅街なんですよね。


今だとリモートワークが定着化してきているので、日中も家にいることが多くなったはず。

僕のお店もそうですが、週末の来店がメインだったお客様が今は平日の始業前やお昼休憩時に利用してくれる方が増えました。

今後はこの流れは少なからず変わらないと思います。




以上の2つの理由から地域密着のお店作りをすることをおすすめします。





ブランディングのコツ まとめ


いかがでしたでしょうか?

この記事で最もお伝えしたかったのは

『 目玉となる商品を作りましょう 』


の部分です。

その他はお店を営む上で僕がおすすめしたいことをご紹介させていただきました。




まとめるとこうです。


廃業率を低くする店舗ブランディングのコツ 】


✔︎目玉となる商品を作る ( 最重要 )
→メインの商材と相性の良いものが望ましい


✔︎SNSをしっかり運用する ( 後日このテーマに特化した記事を公開予定 )
→ SNSは無料で効果のある有効な広告です


✔︎地域に密着したらお店作りをする
→大手が競合になり難い上に常連さんを作りやすい


これから開業しようとしている方、もしくはお店の経営が上手くいかなくて悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください。

後日公開予定のSNS運用に関しては、かなり有益な情報をお届けできると思いますので楽しみにしていてください。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました!